わたしね
ずうっと憶えてるよ
えいえんにあなたを手放したあの極まりの
吐くほどすてきな感慨

ま夜なかに蛍光管で星を割りしんでる蜂を蜜つぼに浸け

昏がりにぷかぷか浮かぶ星ぼしを
ひき摺りちぎる感性の夜る

みたされぬあなたの青が膿んだまま
這いずる夜を視てしまいたい

乳白につめたくひかるじゃりじゃりの
かれのねごとにざらめをまぶして

うねらなきゃ
まだあしのあるゆうれいが
わたしをひねってしまわぬうちに

しにたがるわたしを刺したみつばちの
蛍光色にさんすうをする

蜂耽る余香の青さに木犀の
匂ひ混じるるみ骨ぼねかな

あのひとの愛のな残りをぶち撒けて
痴態と呼ぶのは堪らないんでしょ

よるの星ぺたぺた貼ってはひき剥がす
あなたが居ないとそんなおとがする

泳げません
わたしのひれはよるに浮くばかりのびせいぶつだからです