にどもはねない昆虫
星がだくだくしてるの
発光するしらないひと
泳がないままで幼い
とうめいの脊骨がぎろぎろ魘されてる
甘い骨ぼねに酸い夜のためらい
その翳り
あなたと泥まみれのおとなしいよる
死体のあのひとの匂い
お砂糖めいたおぞましいかれが
かわいいぬいぐるみのそぶり
やわらかい泥濘でしんでる
星ぼしがみえないあなたはさみしいね
わたし乳白色じゃない
わたし浴室のたいる齧る
煙たいのにしねないのかなしいね
まい週末 えいえんにしんでいましょうね
だって甘くないから
うてなが色づくみたい
しんでしまうわとささやくみたい
悪人だったあなたが恋いしい
わたしたち
おびやかされた謎なぞで心中するの
奇妙にしたい
牡丹いろの瞼にみづみづし
夜吸い蜂の砂糖づけ
まばらな棘もなくしちゃった
ぼやかされて怪しいうねりだわ
あなたがひかる亡霊をかわいがるみたいに
わたしをぶつのすきよ
あなたのとびきりの暴力性は
ろくでもないこの世のたったひとつのあまいものみたいに
わたしを毒してしらしめる
「うごかしてもいない骨のおとが 神経にのびてくるきがするの」
滲んだり甘えたりする
あなたは刺々しい身なりですばやくことばをつげる
歯をがたがたさせて
あなたは悪魔のひとことをくちにする