めめしい惰性? あまいの冗談?
或いはうその呪い?

愛が這うみたいなんて腐りかけの表現で
わたしは死んだしあなただって死ぬ過程に居る

りりしいまゆね
きゅってしてないて?
よるがおのかんばせがわれる
みじめなあじさいのねごと
すゑつむはながきらい
“奇ばつな蘇り”

こんなにも美しいおとこ
砂をとがらせたようなこえで泣く
跡形もない
わたしのゆいいつの男

ひれはなくしたのに
わたし
泥まみれでたべちゃったよ
かみさまがびすけっと齧るの
“あなたが亡霊をのぞんだからよ”
やわらかくてうつくしい犠牲
あなたの踊りをしらない

背中で泳ぐふり
発光するきらきら
それはわたしたちがみしらぬ宇宙人だから
よるに浮いたりする
すごく美しくて皆んながげらげらわらう

花ばなに棲み憑いたあのひとの
はちみつみたいなあまいにおいの
とかされたわたしたちの
あるべきほんとうの地獄だね

めのまわるうららかな了り
こぼされたみるくみたい
迷信のめで恐がり
からめる怪物
幽霊の角っこちぎってみた
おり過ごした惑星にいろはありません
野花のたべかた(とんとんしてみて)
みいらのみが蜂に刺されてる
あねもねより花冷える
リコリスの甘いなんてうそなんです
そしてにゃあと鳴け
さかあがり宇宙人
あなたがうそを呑むときの
とびちるぎらぎらしたばらの破片
で頸切った

ま夜なかの水に泳ぐ
脊骨をひからせて
かなきりごえであったかいふりしてる
おぞましいこわねの昆虫みたい
あなたは居ない
だからわたしも居ないよ
お化けのまねごとして
ひったくった夜るで
あなたはぐつぐつ

おかしなしっぽで浮き沈みのよる
うてなでめいていのふたり
花殻の奇とくな恋いびと
まみどりのつめたい幽霊たち
みがわりの昆虫がほしい
海のしずかなところに散りばめられたお別れがほしい
“しゃがみ込む甘さに飴のべたべたが剥がれないの”
“ふりかえらないで、瞼を縫いつづけて”
わたしはにどとこの海岸線からそちらへは踏み込めない
あなたの所為だよ
あなたの所為だよ
あなたの所為だよ